昨日続いて連続出場のカジくんです。カジくんはプロ野球の埼玉西武ライオンズの大ファンで、毎日ライオンズの試合に一喜一憂しています。
そんなカジくんが、今、ハマっている本があります。「成瀬は天下を取りに行く」という小説です。この本、今年の本屋大賞に選出されたということで、今、すごく売れていて、カジ君も取り寄せてもらって、一週間待ってやっと手に入れました。
この小説は「私はこの夏を西武に捧げようと思う」という書き出しから始まるんです。表紙には西武ライオンズのユニフォームを着た主人公の高校生、成瀬あかりのイラストがあって、てっきり「西武ライオンズの話」と思ってしまいます。
ところが、この小説の作者の宮島未奈さんは滋賀県大津市に住んでおられて、この「成瀬は天下を取りに行く」という小説の舞台も滋賀県大津市なんです。
なので、書き出しの「西武に捧げようと思う」というのは成瀬あかりが夏休みいっぱいで閉店が決まった西武デパート大津店に毎日通うという決断から物語が始まるということなんです。
小説の中にはびわ湖テレビや膳所駅など、滋賀県大津市に関連した地域や話題がたくさん出てきて、主人公、成瀬あかりを中心に地元の高校生の日常をほんわか温かく描いています。
カジくんもまだ途中なんですが、読んでいくのが楽しみです。
オーディオブックでも楽しめますので、皆さんもいかがですか?
知っていましたよ。妻の母がおもしろかったと推薦してくれたので。今まさにサピエ図書からダウンロードしました。私も楽しまさせていただきます。というより再生開始しましたけど。
時代の流れとは言え西武百貨店が閉店したのは残念です。