バビーグラス~大山崎を訪れて~

こんにちは。ヘルパーのカジくんです。

カジくん、知りあいの結婚祝いに何がいいかなと探していたのですが、観光物産のサイトを見ていて、「これだ!」というのを見つけたので、そのお店に行ってきました。

それは大山崎町にあるガラス工房のお店で、細工の施したいろんなガラス製品が置いてあるお店なんですが、カジ君の目に止まったのは、実に綺麗な「バビーグラス」という製品でした。

写真では黒の背景に光のかげんかワインレッドにも見えるビールが適度に泡立ってグラスに溢れんばかりに注がれています。

昔は結婚祝いにグラスなど「割れる」ものはNGと言われていましたが、近年は「相手が喜ばれるなら気にしなくていい」と書いてあったので、カジくん、さっそく、その「バビーグラス」を求めて大山崎町に行きました。

JR山崎の駅に初めて降りたカジくんは、ナビを頼りにお店を目指しました。阪急大山崎駅の方に歩いて、途中「大山崎町歴史資料館」を左に見ながら進みました。新幹線の高架下沿いに進むと、住宅街の中にそのお店はありました。

店主のガラス職人の男性が相手をしてくださり、中国の万年時計の修復のお話など、ガラスに装飾する難しさや楽しさを話してくださいました。

希望していた「バビーグラス」もガラスケースに陳列されていました。飲み口が直径8センチぐらい、底は直径6センチぐらい、高さは20センチぐらいで途中で細くくびれているオシャレなグラスです。

「これをいただけませんか」と店主の方に伝えると、「お名前とか入れるのであれば、妻が説明しますので」と言って奥様を呼んでくださり、二人で説明してくださいました。

サイトで見ているときは「ただきれいだな」と思っていただけなのですが、このグラス、底に太陽の絵が刻まれていて、ビールなどの炭酸系の飲み物を入れるとその太陽の絵のあたりから泡が渦巻き状に昇ってくるのだそうです。サイトで見た写真を見直すと、確かに底から一筋の白い帯が表面を目指して昇っています。

「よくグラスに傷がついているとそこからビールの泡が出たりするでしょう」と言われました。いろんな太陽を刻んで、「どういう太陽の刻み方をすれば、どういう泡の昇り方をするのか」と何種類も試して作られるのだそうです。

あまり、アルコールを飲まないカジくんでも、これには感動しました。ましてや、プレゼントする相手の方はお酒が大好きなので、「綺麗な上にこんなカラクリがあるなら、きっと喜んでくれる」と確信し、2個セットにして箱に入れて包んでもらいました。

そのあと、奥さんが大山崎町の観光スポットやイベントの話をいっぱいしてくださいました。カジくんは「大山崎町をまた、ゆっくり訪れたいなぁ」と思いながら、包んでいただいた「バビーグラス」の箱を大事そうに抱えて家まで帰りました。

つむぎのある長岡京市や隣町の大山崎町に、是非皆さんもお立ち寄りください!

写真の説明です。バビーグラスのコップです。

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