こんにちは、ヘルパーのカジくんです。
カジくん、先日、眼の病に効くということで有名な柳谷観音(楊谷寺)に行ってきました。この日は月に一度の御本尊の開帳日で、この日だけ長岡京駅から直通のシャトルバスが出ていることも知っていましたが、ふもとから歩いてみたかったカジくんは、駅から「はっぴいバス」に乗って行くことにしました。
はっぴいバスに初めて乗るカジくんは、さっそく大失態してしまいました。バスに乗ると運転手さんの後ろに乗車券が出てくる機械があるのですが、何もしなくても出てくるものだと思って、機械の前で待っていました。すると、先に乗られた女性が「上のボタンを押さないと」と教えてくださいました。
カジ君は「後ろで待っておられるお客さんもおられたのに、ごめんなさい」と心の中で謝って、座席に座りました。
はっぴいバスは出発し、「こんな住宅街も通っていくんや」というところをどんどん通り抜けていきます。「これは市民の人には欠かせないよね」と思いながら、目的地の「鈴谷口」のバス停を目指します。
30分ほどで柳谷観音のある山の麓の「鈴谷口」バス停に着きました。はっぴいバスは、どこまで乗っても170円で、カジ君は「ICOCA」を使ってピッとやって、鈴谷口で降りました。
「さあ、歩こう」と山頂付近にある柳谷観音を目指しました。歩き始めから、なかなかの坂です。でも、案内には「30分で着く」と書いてあったので、「まあ、歩くのにはちょうどいいか」と思っていました。
すると、進むにつれて、坂の角度がだんだん急になってくるではありませんか。昭和のテレビ番組「ダイビングクイズ」を思い出してしまうほど、傾斜角度が増していきます。「45度ぐらいちゃうの」と思うほどになり、息もハーハーになってきます。
道路にはサイクリングのマークがあり、「えー、こんな坂、自転車で行く人おる️」と思っていると、カジ君の横をヘルメットを被り、さっそうと自転車が通り過ぎていきます。それでもカジ君は、時折の木陰に心を癒されながら、一生懸命歩きました。
柳谷観音につくと、山門までの参道は月に一度の縁日で賑わっており、傍らには、美味しそうな蕎麦を看板に掲げた和食店もあり、まだまだ訪れる人が増えるんだろうなと想像できました。
カジ君も、「帰りはシャトルバスで」と決めていましたが、「あの坂、下りはどんな感じなのだろう」と逆に期待する気持ちが湧いてきて、再び歩いて帰ることにしました。上りの時の3分の2ぐらいの時間ではっぴいバスの停留所に着けました。
「大好きなウォーキングもしばらくはお休みかな」と暑い夏がやってきていることを心に刻んだカジくんでした。

サイクリングの方々は勾配が20度くらいだったら登れるのかもしれませんよ。それ以上になると馬の背になるので大変ですね。ちなみに私が観音に行くとしたら、モチノロンでシャトルバスを選択します(笑)